1杯目,ニコラシカ

大学生,ブランデーを買う。

(注1)これは,ブランデーの感想ブログではない。

(注2)大学留年中の21歳がアニメに影響され,その日の内にコンビニで買ったブランデーを飲み切るまでの日記である。

(注3)これは日記である。

1杯目,ニコラシカ

 アマプラでバーテンダーっていうアニメを見つけた。一本のアニメを黙って,大人しく見ていられる人間ではないのでレポートを進めながら,ダラダラっと一気見した。いろんな名前のカクテルが出てきてたけど,最後の方に出てきたニコラシカが一番単純な作り方で名前も覚えやすかった。

 一気見したというより気づいたら全部終わってて,レポートは全然進んでいなくって,でもアニメ一本終わっちゃったからそれ以上レポート続ける気も起きなくて,夜の8時過ぎくらいだったと思う。

銭湯にいった帰りにコンビニによって早速ブランデーを買った。2週間くらい前に買ったレモンが冷蔵庫にあったからレモンを薄切りして菓子作りにいつも使うグラニュー糖を多めにレモンの上にのっけて,そのまま口に入れた。その時は,未知の味に期待していた分,既知の味が口に広がったことに驚いた。

考えてみればそりゃそうだ。レモン風味の飲料なんてこの世にいくらでもあるわけで。それに近い味がした。少しの落胆を覚えながら,いやいや,ここからブランデーを口の中に放り込んだら,きっととても味わったことのない美味い酒になるに違いない,と期待を思い出して,おちょこに入ったブランデーを仰いだ。我が家のコップはおちょこかマグカップしかない。

 後悔,

軽々しく36%の酒を買った後悔,酒に強いわけでもないのに小さいサイズをちゃんとさがさなかった後悔,とんでもなく苦い酒をイッキしようとした後悔。

無理である。この度数は無理である。おちょこの中のブランデーは一ミリも減ってない。どうすんだこれ。流すわけにもいかんし,とりあえず他の飲み方を探すかと,ネットをサーフィンした。

おお,コーヒーと合うらしい。カクテルの名前はカフェロワイヤル。角砂糖にブランデーをかけて火をつける。しばらく燃やしてそこにコーヒーを入れる。角砂糖はないからグラニュー糖を計量スプーンに盛って代用する。

ああうん。飲めなくない。この調子なら順調に飲み切れそうだ。

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